「運動脳(アンデシュ・ハンセン)」脳は運動で物理的に変わる!

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自分たちは本来狩猟民族であり、原始時代の人々は自分たちもはるかによく動いている!(違う書籍ですが、一日14㎞も歩いたり走っていたとの報告もある)

この書籍は、とにかく 運動 が重要!!脳細胞にとって特に重要!!ってことを伝えてくれます!!

私、医療従事者としてはとてもお勧めしたいと思っており、必ずポチって頂きたい書籍となっています!!

100兆もの「運動連携」をフル稼働させている!

arumon
arumon

100兆…多すぎて現実味がない…

この連携がとても重要であると伝えてくれています!

機能的に優れた脳の条件は

細胞がたくさんある脳 ✖

細胞同士がつながっている脳 ✖

各領域がしっかりと連携している脳 ◎

そして、この連携を強めてくれるのが

運動

脳には「可塑性」という機能を持っている

これは脳血管疾患に携わる医療従事者であれば聞いたことある単語で、やや難しいと思います

とても簡単に言うと、

機能できなくなった細胞ところを他の細胞が代替してくれる という事です

脳の最も重要な特質といっても良いものです

この書籍では、「脳が半分しかない女性」、「人間グーグルとかした天才少年」の事例が書いてあります

この可塑性は年齢を重ねても機能として持っているという

要するに、歳を重ねても脳は変えられるという事です!!

そして、その方法はもう言わずもがなですが、

そして、その方法はもう言わずもがなですが、

運動

20~30分 ほどで十分効果があり!!

と、とにかく運動が重要であることを、著者が研究データをもとに2年かけて「科学」、「事実」、「知的興奮」をぎっしりと凝縮した本となっています

その中で2つほど紹介していきます

まずテーマとして

ストレス

集中力

モチベーション

記憶力

創造性

学力

健康脳

と、ざっくりこのような感じです

どれも興味深い内容となってますが、

今回特に

ストレス

創造性

が個人的には好きなテーマでしたので紹介していきたいと思います

まず

ストレス

まず、皆様はストレスと聞くと良いものではないと思うかもしれません

しかし、これは少々違います

もちろん良くない面もありますが、良い面もあります

もしこのストレスを感じないと、危険な場面にあった時に逃げる手段をとりません

家の中で火災が起きたら火災報知器が鳴りますよね?

喧嘩のような事件が起きると悲鳴があがりますよね?

このようにストレスは身体の中での、警報の役割 をしてくれています

「闘争と逃走」という反応が生じ、

火災が起きた場合は、

果敢に火消し作業をする人もいるでしょう・・・闘争

危険を感じ逃げる人もいるでしょう・・・逃走

喧嘩事件が起きれば

喧嘩の仲裁に入る人もいるでしょう・・・闘争

喧嘩現場から2,3歩後ろに下がる人もいるでしょう・・・逃走

これはストレスに対して、「闘争か逃走」 のどちらかの手段を選んでいるという事です

ストレス反応は脳の中の 「偏桃体」 というところが担っています

偏桃体に信号が伝わると、様々な経過を経て(難しい内容なので割愛)

「コルチゾール」というホルモンが放出されます

このコルチゾールが「闘争と逃走」の身体反応を促してくれています

もしストレスがない場合

なんとなくわかると思います

危険と感じない事はより危険 だという事です

そのため 生存に欠かせない ものなのです

悪い事だけではないという事です

もちろん悪い面もあります

このコルチゾールは、また偏桃体を刺激する

そしてコルチゾールをまた分泌する

このサイクルが

ストレスがストレスを生む「負のサイクル」となっている

これが制御できなくなるとパニック発作を起こし、理性を失った行動に出がちになる

これが一つの悪いところです

そして、

このような発作を原始時代の人が起こしていたら、生存することは難しい

そのため、冷静な思考が生存の可能性を増やす

そこで、体内には ストレス反応を緩和し、興奮やパニック発作を防ぐブレーキ がいくつか備わっている

その一つが「海馬」

「海馬」は記憶の中枢で有名であるが、それ以外にも 感情を暴走させないためのブレーキ として働いている

偏桃体がアクセル海馬がブレーキ とバランスを保ち続けている

ただ、「海馬」は過度なコルチゾールにさらされると死んでしまうのです

慢性的なコルチゾールが分泌されると「海馬」は委縮してしまします

要するに、ブレーキが利かなくなります

arumon
arumon

それはまずいことでは…!?

この悪循環を防ぐために必要なのが

せーの!!

運動

運動は身体に負荷がかかる活動の一種であり、コルチゾールの分泌量が増える

arumon
arumon

分泌量が増える?あかんのやないか??

ここで、重要なのが運動を終えた後はストレス反応を必要としないため、コルチゾールの分泌量は減り、運動前のレベルにまで下がっていく という

ここからが特に重要!!

定期的に運動を続けていると、運動以外のことが原因のストレスを抱えている時でも、コルチゾールの分泌量はわずかしか上がらなくなる というのです!!

ストレスに対して過敏に反応しないように身体を躾ける事で、ストレスに対する抵抗力が高まるのです!!

arumon
arumon

とりあえず動くか…

まだまだストレスに対する内容が研究データをもとに伝えられており、それに対しての対処法もいくつか提示されていますが、ここからは是非読んでみてください!!

では2つ目

創造性

最初に一言

とりあえず ランニング始めましょう!

様々な天才たち

村上春樹

アルベルト・アインシュタイン

ベートーヴェン

スティーブ・ジョブズ  等

創造性豊かな天才たちの創造性は動くことによって、最大限に発揮されているみたいです

まず、創造性とは何か?

2つの思考の枠組み が分類される

発散的思考 

多角的で相関性のある答えをできるだけ想起すること

収束的思考 

唯一の正解に素早くたどりつくための思考 

与えられた情報の本質的な要素を見抜くこと

発散的思考よりも速さと論理性が求められ、脳の負担が大きい

突拍子もない、非現実的な発想に飛ばない

と言う点で創造性において重要な思考

この思考をうまく活用するために運動することが重要といわれており、

ウォーキングよりはランニングの方が効果的とのこと

30分は取り組む必要があるが、あくまで短時間のみ高まる

疲れるほど動いては良くないと言われ、

脳血流の量を増やす程度、筋肉へ流れすぎてはいけない

arumon
arumon

適度って難しい…

そして、常日頃動く必要がある

それは 日常的に動いていないと、軽い運動で筋肉に血流が行きやすくなる ため

運動によって創造性を高めたいのであれば、ある程度健康体であることが前提

鍛えてない人であれば、まずウォーキングからでも良い

そして、重要な脳の部位が

「視床」

身体のあらゆる感覚からの 情報のフィルターの役割 をしている

情報が脳内で最適な量に保っているのが重要であり、視床が正常に働くために ドーパミン が適量必要となる

ドーパミンが適量でない場合、視床はフィルターの機能をうまく発揮出来なくなり情報過多となる

その場合、創造性が高まる可能性もある が、精神を病む可能性もある

しかし、今の科学では脳の他の機能が正常であれば、創造性という恩恵だけを受け取るのではないか?と言われている

脳を鍛える必要があり、脳内のあらゆる部位にアプローチできる のは

運動

が最適と言われている

こんな具合で、創造性を高めたい、いいアイデアが浮かんで欲しいと思っている場合は 運動が必須

20〜30分のランニング が望ましく、効果は2時間ほど続く

疲れ切るまで無理して行う必要はない

そして、習慣的に鍛えておくことがとても重要である

arumon
arumon

今からジムの契約してくるといいかも??

と、今回は2つの内容が個人的には特に参考になったので、紹介させて頂きました

その他も興味深い内容も多かったです!

医療従事者として病院勤務していますが、やはり運動習慣のある方ほど、治りは早い印象はありますし、動きを覚えるのも早い印象があります

なにより、イキイキしている方が多いと思います

是非ともこの本を手にする前にまずはウォーキングからでも良いので始めて頂きたいです!!

そして、この本を読んで頂けることを期待しています!!

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